GORILLAZ
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日々笑進


いがらんぼーの日常が描かれています。
by igaranboo
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FA歴史イベント ~沖縄戦線編~ 第3話 「戦闘の果てに・・・」

前回、日本軍機に撃墜され意識を失った私。
ふと、知ったささやき声で目が覚める。

雷さん「いがさん!!いがさーん!」

私「ん・・・むぅ?」

雷さん「目が開いた!!もう安心しな!ここはアメリカ軍が占領したから。」

私「え・・?え・・!?」

わけがわからなかった。
雷さんに聞いたところによると、私の機は墜落の際に、ジャングルへと突っ込んだが、そのジャングルの木々がクッションとなり、一命を取り留めたという。

それと同時にアメリカ軍の急襲が始まり、付近の日本軍基地を占拠。
衛兵に発見救助され、こうして基地内にある野戦病院へと運び込まれたそうだ。

体に痛みはない。まだやれる・・・。

雷さん「まだ安静にしてるんだ・・!この後の事はアメリカ軍に任せればいい!!」

私「けど、雷さんも作戦に参加するんでしょう・・?戦友をほうっておけないっスよ。」

雷さん「いがさん・・。」

雷さんはそれ以上静止しようとはしなかった。
そのまま私は軍医や上官へ再編成部隊への参加を申請し、こうして前線に舞い戻ったのだ。

帰るべき母艦を失ってからは、陸軍基地と他機動部隊を行き来し、戦った。

日本軍も追い詰められ、ついには日本各地、他戦場から生き残った数少ないベテラン戦闘機乗りを結集し、沖縄本土防衛線を固めようとしていた。時に1945年。暑い夏だった。

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画像:ドイツ軍から双胴の悪魔と呼び恐れられたP38-ライトニングで戦闘中のいがらんぼー。紫電改の攻撃によりエンジンが炎上している。

とにかく、気力が続く限り戦った・・。

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画像:発進準備中のいがらんぼーのF4Uコルセアと味方のP51ムスタング。

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画像:ベテランが乗った日本軍の主力戦闘機零戦との死闘。

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画像:日本軍飛行場徹底攻撃の際の写真。駐機する日本軍機へ徹底的に地上攻撃を加える。

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画像:味方機動部隊の空母にて補給、発進準備中のいがらんぼー機。

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画像:追い詰められた日本軍との大航空戦。ベテラン乗りの紫電改との激闘。

こうして奮闘を繰り広げていた私へ、突如転属命令が下る。
TAC隊員は後方基地へと移動セヨ・・・と。

どういうことだ・・?
義勇兵は所詮はここまできたらお払い箱だということか!?

仕方なく・・私は後方基地への移動を余儀なくされる。

着陸を済まし、転属書を基地司令官に渡していると・・そこには見知った顔。

私「!?・・・雷さん!?」

雷さん「やっときたね、いがさん。」

なんたる幸運か!
ここ数日の大規模作戦のせいで、すっかり散り散りとなっていたソ連軍の仲間と出会えるとは!!

私「雷さんもいるということは・・まさか・・。」

雷さん「そのまさかだよ、いがさん。」

煙草に火をつけつつ、ニヤリと笑う雷さん。

雷さん「ほら、外を見てごらん。」

司令部の窓から顔出すと、そこには・・・。

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画像:司令部前で出撃準備中の、雷さんと私のB25ミッチェル前期型。

私「B25!!こんな機体まで貸し出されるとは・・さすがは資本主義の国だ・・。」

雷さん「はは、貸し与えるついでにこんな言葉も頂いたよ。「B25で日本軍最重要基地を蹂躙せよ」・・ってね?」

私「しかし・・爆撃機は私達2機ですよね・・。きっと日本軍も死力を尽くして防衛してくるでしょうが・・大丈夫でしょうか・・。」

雷さん「・・・・・。」

二人を包む沈黙。
ソ連軍時代に幾度と無く爆撃機などの大型機での侵攻を経験した雷さんの言葉がないことを思うに。
厳しい戦いを予感させていた・・・。

翌日。

朝日輝く沖縄諸島・・・。
二人は、搭乗員を引き連れ作戦準備、離陸準備へと移っていた。

私「エンジン出力異常なし。いつでも飛べます。」

雷さん「了解した。こちらも機体の異常は認められない。さぁ・・・いくとするか、いがさん。」

私「・・はいっ!」

2機のB25は、砂埃を上げて、美しい南の海へと飛び立った。

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画像:味方機動部隊を眼下に見下ろし進軍する私と雷さん。

私「空母・・・か。」

雷さん「・・・ちょっと噂で聞いたよ。いがさんの乗った空母残念だったね。」

私「・・はい。けど・・もうあんな悲劇は二度と繰り返しませんよ・・必ず・・!そう、絶対に・・!」

雷さん「ん・・。けど、あの空母はきっと大丈夫。この付近の制空権も、制海権も我々が会得している。攻撃にはこれないさ・・・。くるとしても・・・」

私「・・・?」

雷さん「神風アタック・・だろうね。我が国風に言うなら、「タラーン(特攻)攻撃さ・・・」

私「・・・・。」

敵軍の追い詰められた悲劇的な行動に何も言えず、私は空を見ていた。

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画像:順調に進撃を続ける私達。不安に包まれながらも・・とんだ。

雷さん「・・さぁ・・敵の制空権に入った。見張りを厳にせよ・・。」

私「了解・・。機銃手!!見張りを厳にしろ!どこからくるかわからんぞ!」

機銃手「りょ、了解・・・!」

機銃を持つ手が恐怖のためか、震えていた。

しばらくの飛行・・・。
雷さんの怒鳴り声で幕が開いた。

雷さん「敵目標!日本軍主要飛行場視認!!これより爆撃進路に入る!!合図と同時にいがさんは散開!!左翼に位置する燃料タンク郡を狙ってくれ!」

私「了解・・・これより突入を開始する・・!」

雷さん「さぁ・・いくぞ・・チャンスは一回だ。・・・各機・・・散開!!」

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画像:雷さんの指示により散開していくB25。

爆撃手が投下装置に指を掛け、照準を覗き込み、慎重に狙いをつけようとしていた。

周りを黒煙が包んでいく。
日本軍の高射砲だ。

対空砲火に怯まずに突入していくB25。

爆撃手「そのままそのまま・・ヨーソロー・・・。目標軸線に乗りました!!」

爆撃機乗りにとっては緊張の一瞬である。
この目標軸線に乗ったら、機体は動かせない。
そうしなければ爆撃が成功しなくなるからだ。

それと同時に、敵戦闘機の格好の的になる。
早く・・・早く・・・。そう、この嫌な時間が早く過ぎ去るのを私は望んだ。

機銃手「下方より敵戦闘機!!・・・き、きます!!」

私「んな!?」

なんたることだ。敵戦闘機の接近を許してしまった。
さらに運が悪いのは下方ということだ。
このB25ミッチェルは、対空防御装備が完璧とはいえなかった。
そう、下方をカバーする防御機銃は設置されていない。
いわば、丸出しの腹を晒しているということだ・・・!!

私「は、早く投下しろ!!離脱するぞ・・!!」

混乱した頭で喋った。

爆撃手「そう焦らないでくだせぇや・・ここが一番大事なとこなんだ・・これを成功させなきゃここまで来た意味がねぇ・・・!」

ガガガン!ギン!ガン!

敵機からの被弾。
機内を貫通していく銃弾。私は震える手で操縦桿を握り締めた。

爆撃手「目標捕らえた!!投下・・!!」

待ちに待った言葉がレシーバーに響き渡った。

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画像:敵戦闘機へ、防御射撃しながら、爆弾を投下するいがらんぼー機。

私「さぁ!仕事は終わった・・!離脱するぞ・・!!」

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画像:死に物狂いで日本軍機が突入射撃を仕掛けてくる。

なおも被弾する私の機体。
いくら頑丈なこの爆撃機でも、限界が訪れた・・・

私「舵が効かない・・・!!うおお!?」

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画像:撃墜されバラバラになるいがらんぼー機。

私「くそ・・ったれ・・・!!全員脱出せよ・・!!急げ!!」

私も非常口から機外へと脱出した・・。
パラシュートの数を数える。

1・・2・・3・・4・・5・・・。

どうやら全員脱出できたようだ・・。

上を見上げると。まだ雷さんが奮闘を続けていた・・。

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画像:脱出し、パラシュートを開くいがらんぼー。

雷さんも敵機に襲われている!!

私「逃げろ・・!!逃げてくれ雷さーーん!!」

その声は届くわけも無かった・・。

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画像:敵機の多数の被弾にも怯まず、半スクラップになりながらも爆弾を投下する雷さん!

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画像:雷さんも日本軍の毒牙に掛かり、撃墜される・・・。

ふと、見ると。
雷さんや、雷さんの機のクルーも全員脱出できたようだ・・・。
二人そろって着地するが・・・。

日本兵「動くな・・・!!米兵めっ!!」

私&雷さん「・・・・・。」

両手を挙げる私達。
そう。日本軍の捕虜になってしまったのだ・・。
しばらくは収容所生活だな・・と雷さんが苦笑いをしながら呟いた。

それから短いもので数日後・・。
我々は終戦により解放される。
ついに、長かった世界中を巻き込んだ忌々しき第二次世界大戦が終結したのだ。


聞いた話では、米国の開発した原子力爆弾というものがトドめをさしたとか・・・。
米国の新兵器の恐ろしさ。
戦争終結後の、世界のバランスに不安を覚えながらも、私達も任務を終え、帰る日がやってきた。

こっそりと、あの爆撃の日に二人だけで交わした約束を果たすために、駐機中で集合する二人。

米国から貸し与えられたB25は、餞別に本国へ持っていく事が許可され、そのB25を使って「ある事」をやらかそうというのだ。

その目的のために、我々は離陸し、寄り道をする・・・。

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画像:戦争終結後の空へ羽ばたく私と雷さんのB25。残念ながら平和の象徴の鳩ではない。

私「目標地点に到着・・これより作戦を開始する・・うひひっ。」

雷さん「うひひ~。こちらも準備OKだよーん!さぁ、いこうか!」

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画像:目的地となる米機動艦隊上空に到着したTAC隊。彼らが企む事とは!?

空母乗員「ん?なんだなんだ・・?おい。B25が近づいてくるぞ・・・。」

誘導員「・・?おかしいなぁ・・この付近を飛行する予定の爆撃機はないぞ??」

空母甲板上にどよめきが起こる。

私「降下開始!!」

空母に近づいてくるB25。
私はギアーボタンを押し、車輪を下ろす。
空母乗員は目的に気づき、慌てふためく。

乗員「お、おい!!あの2機着艦する気だ!!と、止めさせろ!!」

電信員「警報!接近中のB25へ。貴官の着艦は許可されていない。繰り返す・・・」

無理もない。空母へ着艦できるのは空母用の着艦ワイヤーを装着した海軍機でなければならない。
挙句の果てにこんな陸用の中型爆撃機の着艦など通常は不可能。
甲板から飛び出し墜落してしまう。
一度だけ例があるとすれば、そう。

東京初空襲を行ったドゥーリットル爆撃隊。
空母に無理やり爆撃機を甲板に晒したまま突き進み空母運用したという伝説だ。

まさに我々はドゥーリットルの伝説を実践しようとしていた。

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画像:着艦体勢に入るいがらんぼー機。

乗員「うわ!警告無視して突っ込んできやがった・・!」

誘導員「甲板にいる乗員は艦内へ退避せよーーー!!馬鹿が突っ込んでくるぞーー!!」


緊張に包まれていたのは、機内も一緒だった。
我がソ連軍は空母を持たない。
初の空母着艦であった。

陸をは全く違う着陸。
進む空母、高さもある。
私は慎重にスロットルを緩め、フラップを最大に展開する。
揚力を得て浮く機体。

ギアーブレーキを最大に入れる。
緊張の一瞬・・。

キュキュッ・・・!!
接地音が鳴り響く。

私「フルブレーキ!!エンジン切れ!!停止だ!!」

副操縦士がバチバチっとエンジン伝達系統のスイッチを切っていく。
空回りするプロペラ。
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画像:記念すべき一瞬!空母に爆撃機が着艦した衝撃の一枚。

続いて雷さんも降下を開始する・・が・・。

私「雷さん!!高度が足りません!!フォローアップ!!高度上げてください!」

雷さん「そんなこといわれたって・・・!!うひいいい!!!」

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画像:着艦体勢で突入する雷さん。しかし高度が足りない!!

ガツーーー・・ン

大きな音が鳴り響いた。

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画像:空母後部に頭をぶつけ墜落する雷さん機。

私「ら、雷さぁぁぁぁあん!!」

至急雷さんの救援が行われ、雷さんも救助されるという結果に至ったため大事には至らなかったが・・・。
空母への無許可着艦。空母後部への損傷。作戦行動の妨害等により米軍に大金を搾取される私達・・・。

けど・・これでいいんだ・・
ちっちゃな夢が果たせたから!!

残り少ない貯金に涙しながら、雷さんが乗り込んでくる。
私も同様、涙しながら離陸をしようとしていた・・・。

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画像:雷さんを乗せた私のB25。発進準備中。

雷さん「ついに、日本ともおさらばだな・・」

私「えぇ・・なんかそう思うとさびしいですね・・」

雷さん「なぁに・・また時が経ったらこようじゃないか。戦争のない時代に・・ね。」

私「はい・・・!」

大きな争乱が終わった事に笑顔いっぱいに感謝しながら。
私はスロットルを少しづつ押していく。

ガタガタと揺れる機内。
カタパルトをこんな重い機体には使えない。
自力での発艦となる。

雷さん「ほ、本当にこんな重いので飛べるんだろうなーーー!?」

艦橋がスイーっと後ろに流れいく。

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画像:加速中のB25。艦橋が後ろへと流れていく。

私「そんなこと言う前にフラップを!!フラップを展開してください!!このままじゃ海にドボンですよ!!」

雷さん「わ、わかってるよーーー!!ほれ!フラップ最大展開完了!」

私「了解!エンジン最大出力!緊急出力へ変換!いきますよーーー!」

雷さん「ひぃぃぃ。ウラーーー!!」

私「ドゥーリットルだってやったんだ!!私達だって・・・!!ウラーー」

飛行甲板が目の前から消えた・・。
操縦桿を私は強く、強く引いた!!

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画像:ついに離陸するB25!!!目的を成し遂げた雷さんと私。

私「やったーーー!やりましたよ!!飛びましたーーー!!」

雷さん「うひぃぃ・・・俺やっぱり・・陸のほうがいいや・・・。」

ゲンナリとした雷さんの横ではしゃぐ私。

雷さん「さぁ・・帰ろう。祖国へ・・。」

少し疲れた笑顔で私の顔を覗き込む雷さん。

私「はい・・っ!」

私は精一杯の声で返答し、一路・・我が祖国ソ連へと向けて航路を取る・・。
こうして・・私達の沖縄戦線での戦闘を終わりを告げる・・。
そう。新しい戦争のない時代へと・・飛び立ったのだ・・・。

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画像:空母艦橋から見た飛び立っていくいがらんぼー機。彼らは平和な空へと飛び上がっていった。


FA歴史イベント ~沖縄戦線編~ fin

~あとがきのようなもの~
いやぁ・・長くてすみませんです。
色々ありすぎて省略に省略を重ねて3部構成としてしまいました。スマソorz
次回からはちょっと趣向?を変えたコーナーを展開していこうと思います。
ぐふふ・・これでFA新規参入者増えるといいなぁ・・なんて企んだりw
そんなこんなで、長い戦記を読んでくださった皆様。
ありがとうございました。敬礼!
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by igaranboo | 2006-04-16 06:25 | FA
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[通常盤]「Now On Sale!!」
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