私は指令を受け、激闘を重ねる西部戦線へとやってきた。
味方の熱がこもった無線が飛び交う。
それでも前線空港は静かなもので、そのギャップが不思議な程であった。
兎にも角にも、私は西部戦線初の出撃へと飛んで行くのであった。
積雲がところどころにあり、どこまでも清んだ青空が心を穏やかにさせる・・・。
写真:穏やかな西部前線基地を離陸し、積雲を飛び越えて戦線空域へと向かういがらんぼー機。
始めは緩やかな空の旅を楽しめていたが、だんだんと雲行きが怪しくなってくる。
機内に詰まれた短距離電探には、無数のイギリス機、我がソ連機がいたるところを埋め尽くす程であった。
眼下を見据えれば、黒煙。爆発。射撃の閃光・・・。
今回の攻撃目標はイギリス軍本拠地・・・。
防備は堅く、迎撃機多数。
しかも特有の高性能をもつイギリス機と、そして死に物狂いの防衛線を展開するので、味方も手間取っているらしい。
私は奥深くへと入り込む。
味方の支援のために、本拠地補給施設を攻撃するためだ。
これを破壊すれば、彼らは弾薬もなくなり、飛ぶための燃料も無くなる。
飛べない鳥の運命は、語らずも・・・である。
写真:教会横に位置する燃料タンクを破壊するいがらんぼー機。防御砲火は熾烈を極め、無傷では済まなかった・・・。
本拠地の横に隣接するようにあるイギリス軍戦闘機飛行場にも戦闘能力を奪うべく、対地攻撃をしかける。
対地ロケットが全て打ち出されれば、次は防衛にきているイギリス機にも襲い掛かる・・・忙しい限りだ。
写真:戦闘機飛行場上空でのドッグファイト図。英軍スピットファイアを射程に抑える。横では友軍の爆撃により爆煙が広がっている・・・。
多数の迎撃機に追われ、愛機は穴まみれになるが、なんとか友軍の助けにより、命からがら帰還・・・。
そしてまた出撃を繰り返す・・・。
写真:本拠地上空を飛び去っているいがらんぼー機。駐機場には英軍爆撃機が多数駐機されていた。
またしても白い影が私の後ろにつく・・・。
英軍の通称白スピ。
スピットファイアの最終発展型。圧倒的な速度と運動性能を誇る英軍の白い荒鷲・・・。
私のもっとも相手にしたくない機の一つだ。
彼は容赦なく私にありったけの弾丸を撃ち込んでくる。
ガガン!ガン!ガガガガン!ギィン!
機体に多数の穴が開いているも、なんとか撃墜を免れるが・・・このままでは時間の問題であろう・・・。
しかし!私はただで墜落する気などほとほとなかった!
墜落するのなら、一機でも多くの敵機を道連れにするのみ!!
写真:私の後方についた白スピ。前方で必死に回避行動を取るいがらんぼー機。
必死に逃げ回りながらも、獲物を求める。
写真:運悪く着陸態勢のところをいがらんぼー機の猛射撃に遭うイギリス機。この後地面にめり込むこととなる。撃破。
あまりにしつこく逃げ回るからであろうか・・・
白スピは諦めて旋回していく・・・。
チャンス!!
このまま私は戦闘機飛行場を通過するコースを取り、戦闘空域を離脱しようとする。
写真:ほかの機と追突したのであろうか、緊急着陸態勢をとる敵機に猛射撃を加える。撃墜。
(ペラ曲がってたのは、SSとって初めて気づきました、気づかずに容赦ない攻撃浴びせてごめんなさい(つД⊂))
写真:ついに奇跡の帰還を果たすいがらんぼー機。友軍爆撃機Tu-2が駐機場で待機している。
運良く戻れたが・・・休んでいる暇もなく・・・。
友軍はついに一気に制圧戦から占領作戦へと目的を変える。
私も支援のためにただちに離陸し、再び激闘を繰り広げている本拠地上空へと飛び上がっていく。
JERO隊長「空挺部隊もうすぐ着きます、戦闘機飛行場に敵防衛戦車部隊がいるので潰してくだしゃい!ヽ(´_`)ノ」
ただちに隊長の指示に従い、戦車部隊へと襲い掛かる。
この一撃に、この作戦の是非がかかっているのだから!
はずすことは許されない!
写真:戦闘機飛行場防衛している英軍戦車クロムウェルへ、ロケット弾攻撃を加える。この後戦車は爆発していった・・・。
その直後、一気に空挺部隊が突入。
作戦はついに成功し、戦闘機飛行場を確保する。また一つ追い詰められていくイギリス軍・・・。
写真:英軍最後の砦の戦闘能力を奪うべく、地上施設を全て破壊しにかかる。写真は小型ハンガーをロケット弾攻撃するいがらんぼー機。
そして案の定迎撃機に追い立てられるorz
もうね!3人兄弟が「お兄ちゃん!こいつ食べていい!?」「いーや!俺のもんだ!」「ウドゥーン!ウドゥーン!(俺の俺の!」
という感じでバッチリついてきます(つД⊂)
写真:私の後ろをバッチリついてくる白スピ三人兄弟。死に物狂いで回避する私。
助けに割って入ってくれた味方のおかげでなんとか窮地を免れる・・・が。
両翼に穴が空き。飲み放題大サービスという勢いであふれ出て行くガソリン・・・。
燃料計の針がガクガク下がっていく。
(`Д´*)うわぁぁあん!味方基地までたどり着かない!無事着必須!!
というわけで、まーた一機でも巻き添え戦法炸裂!
写真:いがらんぼーの巻き添え戦法に食われる不運なテンペスト。見事撃破。
運良く撃破できたのはいいが・・・
ビービービービー(燃料切れ警報音)
・・・あちゃぁ~♪やっちゃった~♪(ノ´∀`*)
ガリガリガリズザーーーー!(無事着する愛機)(((((ノ´∀`;)))))うわぁぁ、振動ガァァァ
写真:んで、結局こうなっちゃうのね。の図。(´・ω・`)
そんなこんなしてる間にイギリス軍本拠地の補給設備は完全に破壊され。
もう完全に一方的な攻撃になる。
風前の灯・・・。
写真:本拠地指令所へ、もろにロケット弾を打ち込むいがらんぼー機。指令所はあとかたもなく消し飛ぶ。
ついに運命の時間はきた。
JERO隊長「トロップス!アウェィ!ヽ(´_`)ノ」
隊長の叫び声と共に、輸送機から空挺部隊が降下されていく。
写真:JERO隊長の輸送機から次々と降下していく空挺部隊。彼らは「(*゚∀゚)おっぱい!おっぱい!」と叫んでいるに違いない。
写真:空挺部隊ついに着地、彼らの大暴れタイムの始まりである。
英軍旗は取り捨てられ、我がソ連軍の輝かしい赤星旗が煌く!!
占領大成功!!(゚∀゚)ヒャッオホゥ!
そして、壮大な西部戦線、東部戦線は終りを告げる・・・戦争の終結であった・・・。
・・・え?オチ?
日本軍の勝ちでしたとさ!!ケッ!(`Д´*)ウワァァアアン
そりゃないぜフジコちゃん・・・orz
この二法戦域で戦った全てのパイロットへ・・・敬礼!(`・ω・´)ゝ
~ラストの一枚~
写真:戦闘が終結した夕焼けの空を駆け抜けて行くいがらんぼー機・・・。
~あとがきのようなもの~
いやはや・・・あの激戦で戦った方すべてGJですよ!
イギリス軍もソ連軍も、勇敢でした!
最近は裏であーんなことこーんなことしてて、戦記書くのが遅れてしまう・・・(´_`;)
出来る限りおもしろい戦記をお届けできるように頑張ります。
(´-`:).。oO(毎日20人ほどの人にみられてると思うと、やる気モリモリス!)(管理画面レポート調べ。
~落書き~
専門スクールが終った後の放課後では、友人と校舎前ベンチで語りながらお酒を飲むのが日課|ω・`)お酒ウマ!